この記事では、腰痛の方やアスリートから高い支持を受けているという、西川のマットレス「エアー」をレビューします。
筆者は10数年来の腰痛持ち。痛みには波がありますが、ひどい時期は杖が無いと歩けなくなることもあります。そのため、日々のストレッチ、ウォーキング、筋トレ、通院(整体)などのメンテナンスは欠かせません。
腰のメンテナンスの一貫になるかも?と期待して今回注目したのが、コンディショニング・マットレスとも称される西川のマットレス「エアー」です。
この記事では、実際に使用して感じている寝心地や腰痛対策としての実感、また、使用する前に調べた口コミ情報などもあわせて紹介します。
西川のマットレス「エアー」3つの特徴

レビューの前に、私が注目した商品特徴についてまとめておきます。まず、西川「エアー」シリーズのマットレスは、見た目から一般的なベッドマットレスや敷布団とは異なります。表面が凹凸状で、点で身体を支える構造となっているのです。
これがどんな効果をもたらしてくれるのでしょうか。
※補足になりますが、寝具メーカーに西川と昭和西川があり「エアー」シリーズのマットレスは前者の西川製です。
Image: 西川「エアー」商品カタログより
さて、公式サイトや商品カタログをまずは見ていきます。すると、プロのアスリートがコンディションを整えるために「エアー」を活用していることがわかります。見た目も、用途も、なんだか特殊な雰囲気。特徴のポイントは次の3つのようです。
【特徴1】体圧分散と寝姿勢保持で身体が痛くなりづらい
西川「エアー」シリーズのマットレスは表面が凹凸になっていて、この構造がボディーラインに沿うことで体圧を分散してくれるんだそう。つまり、寝ているあいだに自然な姿勢をキープしつづけることができ、身体の一部に負担がかかりすぎないのが大きな特徴のようです。また、寝姿勢が良いので寝返りも打ちやすくそう。
腰痛持ちなら経験がある方も多いと思うのですが、旅行や出張先で柔らかすぎるベッドで寝ると腰や背中が痛くなることがあります。日本は布団文化なので比較的硬めのベッドが多いのですが、特に海外ではふかふかのベッドに当たることがあります。これが辛い……。
柔らかいマットレスは腰部分が沈み込み、身体がV字姿勢になりがちです。そうすると腰に重さが集中し腰痛が悪化してしまうのです。「エアー」シリーズが持つ「体圧分散」と「寝姿勢保持」性能は、寝ている間に腰や背中などの身体が痛くなる問題を防いでくれそうです。
【特徴2】通気性が優れていて蒸れない
西川「エアー」シリーズは、その名のとおり通気性が優れているようです。
一般的にウレタンフォーム素材は通気性が望めないのですが、「エアー」シリーズは縦方向・横方向に通気を促進する構造で、快適な通気性を備えているのが特徴。寝汗をよくかく夏の蒸れを防いだり、マットレス内のカビを防止したりしてくれるそうです。
日頃のメンテナンスも、風通しの良い部屋の中で立てかけて風を通すことで、中の湿気を逃がすことができます。
【特徴3】持っているベッドマットレスや布団に重ねてOK! 床への直置きも可能
西川「エアー」シリーズのマットレスには、それぞれに「マットレスタイプ」と「ベッドマットレスタイプ」が用意されています。マットレスタイプは厚みが約8~9cm。ベッドマットレスや敷布団の上に重ねて使うことができます。そしてベッドマットレスタイプは厚みが約14cm。ベッドマットレスとして使えます。
両タイプともに床への直置きも可能なので、床や畳の上での単体使用も可能です。筆者は腰痛対策のため、ベッドより床に敷布団を敷いて寝ることが多いのですが、「エアー」]は現在使っている敷布団の上に重ねることができるので便利です。
持っているベッドマットレスに西川「エアー」を重ねる際の注意点
西川「エアー」のQ&Aに、「持っているマットレスの上での使用」についての注意点がありました。
ポケットコイルなどの体圧分散性の良い物や、上面層に柔らかい詰め物を入れているタイプと併用すると、上に敷いた「エアー」がへたりやすくなる可能性があると書かれていました。下からしっかり支えてくれるボンネルコイルのマットレスや、同社の「エアー」ベースマットと併用するのがいいようです。
Image: 西川「エアー」商品カタログより
リアルな口コミを調査
西川「エアー」のレビューをお伝えする前に、実際に利用されている方の口コミや評判をX(旧Twitter)でチェックしてみました(2024年3月時点)。
まずはポジティブな意見から。多くのユーザーが「腰痛が改善された」「起きた時に体が軽い」など高評価を示しています。そんなに効果があるの!? とびっくり。もし腰痛持ちの自分にも当てはまるなら嬉しいので、これは使ってみたいと感じますね。
体調がいい! 腰痛が改善された! と高評価
腰痛など体調面で改善が見られたという意見が多くありました。また、寝心地の良さ、扱いやすさなどの意見も。
<体調改善>
・腰痛はほぼ無くなりました
・寝て起きたら体力ゲージが満タンまで回復
・夫婦とも体調が激変したので本当にオススメしたい<寝心地の良さ>
・自分に合っていて、起きた時に体が軽い。ぐっすり寝れている感覚がある
・店頭でマットレス体験させてもらって決めました。めちゃくちゃいい。最高<使いやすさ>
・簡単に立てかけられるから掃除しやすい
「種類が多くて選べない」と、ネガティブな意見も
西川「エアー」に対する低評価は、ほとんど見かけませんでした。あえていうならば、以下のような購入前の悩みです。
<購入前の悩み>
・種類が多くて選ぶのが面倒
・価格が高い
種類の多さに関しては、身長・体重・硬さの好みなど、多様な人に合うマットレスをラインナップさせた結果だといえるでしょう。確かに種類は多いのですが、デメリットというよりメリットとして捉えられそうです。また価格に関しては49,500円からです。格安の価格帯ではありませんが、高機能マットレスの中では標準的ではないでしょうか。
それと、意外なトラブルとしては、「カバーを外して洗濯しているときに、マットの突起を猫に食いちぎられた」という体験談がありました。あちこちを噛む癖があるペットを室内で飼われている方は注意が必要かもしれませんね。
【レビュー】西川「エアー01」の寝心地を直敷き・布団の上など4つの方法で検証!

いよいよ腰痛持ちの筆者によるレビューをお届けします。使用しているのは、西川「エアー」のエントリーモデル、[エアー01]のBASIC。厚みは約8cmのマットレスタイプです。
注文はオンラインで簡単
西川「エアー」は、オンラインで購入することができます。商品到着までの日数は、おおよそ2~4営業日と記載があります(要確認)。
Screenshot:西川公式![]()
<購入手順>
1. 買い物かごに入れる
2. 「ご購入手続きへ」をクリック(Amazon Pay を選択することもできます)
3. 会員登録、もしくはnishikawaIDにログインします
4. 通常購入かギフト用を選択
5. 「お届け先」「配達希望日時」「支払い方法」を選択
6. 「注文を確定する」で完了
ギフト用にも対応してくれているのは良いですね!
マットレスは軽い! 設置は容易です

西川「エアー」は、とても軽い! [エアー01]BASICタイプで約5.2kgです。
マットレスは重くて一人では運べない印象がある方も多いと思いますが、「エアー」シリーズは女性であっても一人で楽々運べそう。一般的な敷布団と同等の重さです。届いた商品の設置に関して困ることはないでしょう。
また、「エアー」は各モデルに、マットレスタイプ(厚さ約8cm)とベッドマットレスタイプ(厚さ約14cm)の2タイプがあるのですが、筆者が使っているのはマットレスタイプ。自立はしませんが、写真のように壁に立てかけておくことができます。

また、専用カバーの裏面についているマジックテープで三つ折りに近い状態にして留めておくこともできるので、押し入れやクローゼットへ収納する際に便利です。
【レビュー①床に直置き】敷布団に近い感覚で、腰痛持ちにもおすすめ!

寝心地のレビューに関しては、4パターンでお伝えします。まずは床への直置き。単体での使用です。
感覚としては、布団で寝ているときと近い印象です。適度な硬さがありつつも、床付き感はありません。ただ、硬いと言っても「エアー」の体圧分散はしっかりと効いていて、腰・背中への負担は軽いです。仰向けに寝転ぶと全身がバランスよく支えられているのを感じ、 とてもリラックスすることができました。
畳の上で寝るのが好きだったり、ベッドフレームを設置するスペースが無い方、布団派の方には特におすすめです。
【レビュー②布団に重ねて】筆者一番のお気に入り! 布団とベッドの良いとこ取り

筆者が最も気に入っているのが、敷布団との組み合わせです。
まず、敷布団の寝心地がベッドのようになります。これまでの敷布団が一気にグレードアップし、高級ベッドで寝ているような感覚になるのです。腰・背中への負担も軽く、非常に心地よい眠りを得ることができています。
また、ベッドだと常設になりますが、これだと収納可能なので狭い部屋でも利用することができるのもメリットです。
【レビュー③マットレスに重ねて】重ねるならHardタイプが良さそう

高反発フォームの比較的硬めのマットレス、マニフレック社製の「モデル246」に[エアー01]を重ねて使ってみました。
悪くは無いのですが、腰痛対策としては不安があります。なぜなら、下が高反発マットレスとはいえ、やはり柔らかさがあるためです。ベッドマットレスと重ねる場合は、[エアー01]のBasicではなくHardタイプを選ぶ方が良さそうです。
【レビュー④ベッドフレームに直置き】通気性が良いので、冬は寒い

そして最後の4つ目は、ベッドフレームへの直置きです。寝心地としては、床に直置きに近いです。ただし、ベッドフレームの下がすのこ状になっている場合はフローリングや畳への直置きより通気性が高くなるので、冬場は寒く感じるでしょう。
ベッドフレームに直接置く場合は、厚さ約8cmのマットレスタイプではなく厚さ約14cmのベッドマットレスタイプを選ぶか、マットレスタイプの下に敷くオプション品の「エアー」ベースマットと併用すると良さそうです。
【レビューまとめ】敷布団との組み合わせが感動的だった
以上、4つのパターンでの寝心地をレビューしました。個人的には、腰痛でベッドマットレスの柔らかさが不安で布団を使っている方に、「エアー」をおすすめしたいです。体圧分散で腰への負荷が減るだけでなく、高級ベッドで寝ているかのような感覚も得られるので。
ベッドマットレスに重ねる場合は、組み合わせにより柔らかすぎると感じる可能性がありますが、敷布団との組み合わせなら、まず失敗することはないでしょう。
ふだん使ってる敷布団をグレードアップさせることができるというのは、結構感動的ですよ!
【さらに調査】専門店で自分に最適なマットレスを教えてもらいました
Image: 西川「エアー」商品カタログより
筆者はエントリーモデルの[エアー01]を使ってみましたが、レビューしてみて「実はもっと自分に合う1枚があるかも?」とも感じました。さらにいい商品があれば追加購入したい!とも考え、西川のマットレス「エアー」シリーズをメインに扱う専門店へ行ってみました。
安い=低性能、ではない。どれを選んでも基本性能は得られる
まず、店内にずらりと並ぶ商品(カタログの商品一覧ページ)を見ると、アイテム数の多さに驚かされます。どうやって選べば良いんだ……と。
価格帯はシングルサイズの場合で、税込49,500円から198,000円まで揃っています。「価格差が4倍もあるので、全く違う性能なのでは?」と思いがちですが、お店の方に聞いたところ、以下の基本性能はすべてのモデルに備わっていることがわかりました。
(1)体圧分散と寝姿勢保持
(2)優れた通気性
つまり、どれを選んでも大丈夫ということです。
価格の違いは、構造の複雑さに由来
では、その価格差は一体何なのかというと、主には構造の複雑さが影響しているようです。上記(1)(2)の性能を高めるために、製造時の工程が多くなっているのです。
筆者の私見にはなりますが、現在使っている[エアー01]と、お店で試しに寝かせてもらった最上位モデル[エアーSX]と比較したところ、そこまで劇的な違いは感じられませんでした。[エアーSX]は、寝返りを打つなど身体を動かした際の安定度は優っているように感じます。
体圧分散・寝姿勢保持をより追求したい方は上位モデルを選ぶと満足度はより高いかと思いますが、[エアー01]でも基本性能は備わっているので問題はないでしょう。
大事なのは価格よりも「硬さ」
ただし、気に掛けた方が良いのは硬さ選びです。体圧分散と寝姿勢保持については体型と合っていないと、効果が十分に得られません。たとえば、筋肉質で体重が重い方はHardを選ぶことで、効果をより実感できるでしょう。
自分にあった硬さは、この表で見極めることができます。
Screenshot: 西川公式
次に買うなら、[エアー01]のHardタイプに決定!
お店の方に相談したり、試しに寝かせてもらったりした結果、やはり次に買うのも、今と同じ[エアー01]で十分だなと感じました。
もし私がプロのアスリートで、ほんの少しでもコンディションを上げたいのなら上位モデルを選ぶかもしれませんが、腰痛対策や寝心地の良さを求める程度であれば[エアー01]で満足できると考えました。
ただし、硬さに関しては、次はHardタイプを選びたいと思います。筆者の身長と体重の場合は、Basic とHardどちらでも選べる体型なのですが、「Hardは寝心地が硬いのでは?」と考えてしまい、Basicを選びました。
しかし、店頭で両方の硬さを触って比較したところ、身体に触れるマットレスの硬さはどちらも同じで、Hardは反発力が高いということだったのです。腰痛のことを考えると、「反発力が高くてより沈み込みにくいHardの方が、自分には合っていたかもしれないな」と思いました。
硬さ選びは、基本的には表を参考にして決めれば良いのですが、Basic とHardどちらでも選べるゾーンにいる方は、身体の調子や好みをもとに検討すると良いでしょう。
西川の「エアー」に対する専門家の見解は「ボディーラインに沿って身体を支えてくれるので腰痛対策向き」
さて、ここで専門家の見解も少し紹介します。
上級睡眠改善インストラクター・安達直美さんが解説する下記の記事では1位に西川[エアー01]が選ばれています(*1)。
ボディーラインに沿って体圧を分散しつつ、ベース部分が全身をしっかりと支えてくれることがランキング1位の決め手。また、軽量で持ち運びのしやすさも、腰痛対策向きとして高評価のポイントとなっています。
安達さんは、「背骨がキレイなS字のカーブを描く姿勢が保てるものが合っているマットレスの条件」としています。つまり、硬すぎて腰が浮いてしまうものや、柔らかすぎて身体が『くの字』になるものは避けるべき、という訳です。
*1. 商品は編集部が厳選し、ランク付けしています。安達さんにお聞きした選び方の観点を参考に、人気・耐久性・コスパを評価のポイントとしています。
競合他社製品とは何が違う?
西川「エアー」シリーズの購入を検討する際、迷いがちな2つの他社製品と比較をしてみました。いずれの製品も体圧分散にすぐれ、腰への負担が軽減できる仕様になっています。
「エアー」 vs 「モットン」
両者の押さえておきたい違いは、主に3つあります。
まずは価格。「エアー」は49,500円からに対し、「モットン」は39,800円から。シングルサイズでモットンの方が約1万円安いです。
次に種類の豊富さ。「エアー」は豊富なラインナップから選べますが、「モットン」は1種類のみ。
そして重さです。モットンは、「エアー」の1.5倍の重さがあります。床への直置きで毎日上げ下げをする場合、重さは負担になってくるでしょう。また、腰痛持ちの方にとって、軽いに越したことはありません。
| エアー | モットン | |
|---|---|---|
| 価格 | シングル 税込49,500円から | シングル 税込39,800円から |
| 種類 | 大きく4種類のモデルがあり、それぞれに2種の厚みがある。他にも持ち運べるモバイルタイプなどあり | 1種類のみ |
| 硬さ | 2種類から選べる | 3種類から選べる |
| 厚み | 約8~9cm(マットレス)・約14cm(ベッドマットレス) | 約10cm |
| 重さ | 約5.2kg([エアー01]マットレスタイプ 硬さBASIC シングルサイズ) | 約7.5kg(シングルサイズ) |
| 通気性 | 通気を促進する構造により優れた通気性 | 従来のウレタンフォームよりも発泡する泡の大きさを調整することで高い通気性を実現 |
| 1枚での使用 | 可能 | 可能 |
| メンテナンス | 部屋の中の風通しの良いところに立てかけて、湿気を逃がす | 風通しの良い場所に立てかけて陰干し |
| お試し | 14日間のお試しコースがある(550円+送料) | お電話または公式サイトから購入した場合のみ、90日間の交換・返金保証付き (配送手数料は別途) |
「エアー」 vs 「エアウィーヴ」
両者には圧倒的な違いが一つあります。それは、「エアウィーヴ」はファイバー素材のため、丸洗いが可能というところです。シャワーを使って汚れを洗い流すことができるので、清潔さを求める方にとっては大きなメリットとなるでしょう。ちなみに、「エアー」や「モットン」は、丸洗いできません。
あと、押さえておきたい違いが2点あります。
ひとつは価格です。「エアー」は49,500円からですが、「エアウィーヴ」は1枚敷きが可能で最安値のモデル「スマート Z01」で77,000円からになります。全体的に「エアウィーヴ」の方が価格は高いです。
もうひとつは重さ。「エアウィーヴ」はファイバー素材なので一見軽そうですが、実は重量があります。「スマート Z01」のシングルサイズで約9kgあり、[エアー01]の2倍近い重さとなります。
| エアー | エアウィーヴ | |
|---|---|---|
| 価格 | シングル 税込49,500円から | シングル 税込77,000円から(1枚敷きが可能で最安値の「スマート Z01」の価格) |
| 種類 | 大きく4種類のモデルがあり、それぞれに2種の厚みがある。他にも持ち運べるモバイルタイプなどあり | ベッドマットレス8種、マットレスパッド4種、敷布団3種など。他にも三つ折りタイプや持ち運べるポータブルタイプなどあり |
| 硬さ | 2種類から選べる | 選べない |
| 厚み | 約8~9cm(マットレス)・約14cm(ベッドマットレス) | 約9cm(スマート Z01)・約3~4.5cm(マットレスパッド)・約15~20cm(ベッドマットレス)など |
| 重さ | 約5.2kg([エアー01]マットレスタイプ 硬さBASIC シングルサイズ) | 約9kg(「スマート Z01」シングルサイズ) |
| 通気性 | 通気を促進する構造により優れた通気性 | エアファイバーにより通気性抜群 |
| 1枚での使用 | 可能 | 敷き布団シリーズ及び「スマートZ01」は可 |
| メンテナンス | 部屋の中の風通しの良いところに立てかけて、湿気を逃がす | 外気に当てる際は陰干し。中の樹脂製素材を、ぬるま湯(40℃以下)の温度設定のシャワーで洗い流すこともできる |
| お試し | 14日間のお試しコースがある(550円+送料) | 電話でのご注文、インターネットからのご注文の場合(Amazonサイト除く)、お届け日から30日のクーリングオフ期間あり (返品時の送料はお客様負担) |
【比較まとめ】モットン? エアウィーヴ? エアー? 選ぶポイント
結論としては、価格重視なら「モットン」、丸洗いや通気性を求めるなら「エアウィーヴ」、軽くて扱いやすいのは「エアー」 と言えます。
筆者の場合、腰痛という視点から考えると重量は気になるところです。私ごとになりますが、そもそもの腰痛の発端は、布団を干すときに起きたぎっくり腰なのです。それが長期間治らず、椎間板ヘルニアを経て、慢性的な腰痛持ちへとなりました。
私が選びたいのは、やはり最も軽い「エアー」です。
あと、通気性抜群で丸洗い可能な「エアウィーヴ」は、汗をよくかく方や、寝具を汚しがちな赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭では、特に重宝されそうですね。
購入前に調べたこと
購入する前に調べたことについてもまとめました。返品や保証、日々のメンテナンスの仕方についてです。
購入の際の注意点
返品・交換に関しては、販売サイトによっては「返品、交換は販売いただいたお店の判断ですので、ご購入店にご相談ください」と記載がある場合もありますが、公式ショップでは「ご注文後の返品・交換は承りかねます」と記載されています。基本的には返品はできないと考えておいた方が良いでしょう。
購入前に試してみたい方は、「14日間のお試しコース」というのがありましたので、これを利用してみると良さそうですね。
https://sleepcharge.nishikawa1566.com/service-plan/trial-course.html
正しい使い方とメンテナンス
使い方に関して、ベッドマットレスに重ねる際の注意点がありました。先にも少しお伝えしましたが、「エアー」と柔らかいマットレスと併用すると、「エアー」がへたりやすくなる可能性があるそうです。マットレスと併用する際は、ボンネルコイルのマットレスや、「エアー」ベースマットと組み合わせると良いとのことです。
また、日頃のメンテナンスは、部屋の中の風通しの良いところに立てかけて、湿気を逃すよう手入れを行います。湿気が溜まった状態が続くとカビの原因になるので、できるだけ頻繁に(できれば毎日)室内に立てかけて、裏面の湿気を飛ばしてくださいとのこと。
ちなみに、天日干しは不要なので、布団が干せないマンションなどで暮らしている方にとっては安心ですね。
保証とアフターサービス
西川「エアー」は、3年間の保証がついています。ウレタンマットレス中材部分のみが対象で、厚さに対しての補償です。
また、購入後のアフターフォローサービスも用意されていました。お手入れ方法や使い方を相談したり、マットレスの除菌・消臭を依頼したりすることができるとのこと。
まとめ:西川マットレス「エアー」は腰痛対策におすすめか?
それでは最後に、[エアー01]のメリット・デメリット、そして腰痛対策としての[エアー01]についてまとめます。
西川[エアー01]のメリット
・体圧分散性に優れている
・自然な寝姿勢を保持してくれる
・寝返りが打ちやすい
・通気性が優れている
・軽い
・三つ折りに近い状態にして収納することが可能
・床置き・布団の上・ベッドマットレスの上など、あらゆる場所で使える
・3年間の保障付き(中材部分のみ対象)
西川[エアー01]のデメリット
・価格が安くは無い(税込49,500円から)
・硬さ選びを間違えると、自分に合わない可能性がある
・赤ちゃんと同じマットレスで添い寝ができない(公式サイトでは「24ヶ月未満の子供(赤ちゃん)が使う前提の検査をしていない」「マットレスの上で歩いたりするとバランスを崩しやすい」と説明されています)(※2)
※2:参考 西川公式
【結論】西川[エアー01]は腰痛対策におすすめのマットレス!
繰り返しになりますが、西川のマットレス「エアー」は体圧分散性に優れているのが大きなメリットです。腰や背中への負荷が軽く、寝ているときに腰痛で目覚めたり、朝起き上がり辛かったりすることは、軽減できる可能性が高いと思います。
また、床に直置きをしたり、敷布団やベッドマットレスの上に重ねたりできるのは便利です。なぜなら、寝心地の調整ができるからです。体調に応じて硬さを変化させることで、より快適な状態で日々を過ごすことができるでしょう。
予算が許すのであれば上位モデルを選べば良いですが、エントリーモデルの[エアー01]でも体圧分散性・寝姿勢保持・高い通気性は備わっていますので、安心して選んでください。
腰痛対策にはおすすめのマットレスだと、筆者は実感しています。
※商品の購入やサービスの契約をすると、売上の一部が販売プラットフォームよりメディアジーンに還元されることがあります。
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執筆・撮影協力:北野啓太郎
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