LIFE INSIDERより転載
本を読んでいると、「これは覚えておきたい」「あとで調べたい」と思う瞬間がある。
その場で考えを残しておきたいのだが、メモ帳やスマホのアプリではどうにもしっくりこなかった。
そんなときに見つけたのが、無印良品の「書きこめるしおり インデックス付」だ。
無印良品のしおりにもなるメモパッド

無印良品「書きこめるしおり インデックス付」290円(税込)
「書きこめるしおり インデックス付」は、約6×18cmの方眼メモパッド。
黄色、水色、クラフトの3色が各10枚ずつ入っており、全30枚の構成となっている。

内容によって色を使い分けられる点が特徴だが、筆者は1冊ごとに1色を選び、見た目の統一感を保つようにしている。

このアイテムならではの魅力となるのが、折り目に沿って曲げることで“しおり”としても使える点。
インデックスが付いているため、該当ページに挟めばどの文章に対して書いたメモなのかがひと目でわかる。
単なるメモパッドではなく、読書の流れや思考をそのまま残せるのがうれしい。
付箋でもスマホでもない心地よさ

読書メモといえば、まず思い浮かぶのが付箋。筆者も単語や短いメモには使っているが、思考を整理して書くにはどうしてもスペースが足りない。
一方、スマホのメモアプリなら文字数制限はないものの、ページとのリンクがしにくい。
さらに、メモや調べものをしているうちに通知や別のアプリに気を取られてしまい、集中が途切れてしまうこともしばしばあった。

インク移りがないよう、シャープペンシルを使うようにしている。
その点、この「書きこめるしおり」は、ちょっとした考えや気づきを書き留めるには十分な広さがある。紙の質感もしっかりしており、ペンの走りも心地いい。
インデックスを立てておけば、あとから該当ページをすぐに開くことができ、それでいて、付箋のように剥がれてしまう心配もない。
メモが本と一体化するような感覚で使えるため、読書中の思考の流れを途切れさせることなく記録できるようになった。
これまでよりも読書体験が深まった

1冊を読み終えたあとはインデックスを開き、付箋とともに内容を振り返るのが習慣に。
その過程で、気になった部分を調べたり、印象に残った言葉を深掘りしたりしながら、最終的にはNotionに整理して読書メモとしてまとめている。

以前は、読み終えた本の内容をなんとなく覚えているだけで、時間が経つと細部を忘れてしまうことも多かった。
しかし今では、メモを見返すことで考えの流れを再現でき、他の本や出来事とのつながりまで見えるようになった。
読んで終わりではなく、読んだあとも自分の中で広がっていく感覚があり、小さなしおり1枚が、読書を「ただページを追う時間」から「思考を深める時間」へと変えてくれたように感じている。
秋の読書を快適にしてくれるだけじゃない! 常に持ち歩きたくなる「ブックライト」を見つけたぞ
無印良品のこれを「ブックポーチ」にしたら大正解だった。“本をキレイに持ち歩ける”だけじゃないんだ…




