2016年4月に発生した熊本地震。熊本市内にあるわが家は大きく揺れ、家具や家電は軒並み転倒しました。慌てて外に出ると、電柱が大きく傾いており、完全に停電。それから5日間、家で電気を使うことはできませんでした……。
そんな体験をしたので、今でも地震や災害のニュースを聞くと、「今の備えで大丈夫だろうか」と不安な気持ちになります。熊本地震のときは夫と2人だったわが家も、今は小学2年生の長男と5歳の次男との4人暮らし。子どもたちのことを考えると、防災の備えはもっと万全にしなければと常々思っていました。
そこで、今回防災グッズの見直しも兼ねて「災害で停電した」という想定で「自宅防災訓練」をしてみることに。試しに「Jackery ポータブル電源 3000 New」を使ってみたら、想像以上に心強い防災アイテムだったのです!
大容量なのに軽量・コンパクトな「Jackery 3000 New」
恥ずかしながら、熊本地震が起きる前まで防災意識は皆無に等しかったわが家。備蓄などもまったくしておらず、あったものといえば懐中電灯くらいでした。
でも、被災時に断水や停電、そして避難所生活を経験したことから、今はいろいろと備えるようになりました。

食品や水、防災トイレなどを中心としたわが家の防災グッズたち
電気がなくても料理ができるようにガスコンロを購入したり、食料品はローリングストック(日常的に食品や日用品を少し多めに購入しておき、常に一定の量を備蓄する方法)を行ったりして、定期的に防災グッズを見直しています。
熊本地震のときに痛感したのは、水と電気が何よりも大事ということ。特にわが家はオール電化なので、電気なしでは何もできません……。

そこでずっと購入しようかどうか悩んでいたのが「ポータブル電源」です。あったほうが安心だとは思いつつ、ある程度値が張るものだし、重くて大きいという印象もあって手を出せずにいました。
しかし、3月に発売したばかりの「Jackery ポータブル電源 3000 New」は「3000Whクラスで最軽量・最小」であることが特徴。これならわが家でも置けそうなので試させてもらうことに!
ちなみにJackeryのポータブル電源「New」シリーズは、「2024防災グッズ大賞」でも優秀賞を受賞した「Jackery ポータブル電源 1000 New」や、ほぼすべての家電を動かせる高出力を誇る「Jackery ポータブル電源 2000 New」など、メディアやユーザーから高く評価されている人気のラインナップ。
最新モデルである「Jackery 3000 New」はさらに安心の大容量となっているのですが、先にもお伝えした通りコンパクトで軽量。同クラスのポータブル電源と比較するとサイズは約47%小さく(416x325x305mm)、重量は約43%軽量化されている(27kg)のだとか。

出力は3,000W(瞬間最大6,000W)のハイパワー設計なので、エアコンや電子レンジ、電気ケトルなどの高出力家電を複数同時に動かすことができます。3072Whの大容量だからバッテリー残量も気にせず使えます。
充電も速く、1.9時間で80%まで急速充電(2.5時間でフル充電)してくれるんです!

また、ソーラーパネルの「Jackery SolarSaga 200」をセットで購入すれば、「自家発電」も可能。しかも、25%という業界最高レベルの変換率を誇ります。IP68レベルの防水防塵にも対応しており、-20℃から65℃という極端な寒さや暑さにも耐える適温性能を備えているそう。
これがあれば、停電が予想以上に続いた場合でも、ソーラーパネルと併用することで家のインフラを当面の間守ることができるということです。これは心強い……!
子どもと一緒に「自宅防災訓練」スタート!

「いざ災害が起こったら一体どんな状況になるのか」ということを、熊本地震を知らない子どもたちに少しでも知ってもらうため、今回停電してしまったと仮定して「自宅防災訓練」をしてみました。
まず、停電して困るのはやはり冷蔵庫。放っておくとあっという間に食材も腐ってしまいますが、「Jackery 3000 New」は冷蔵庫のような大型家電でも問題なく稼働させてくれます(3,072WhのJackery 3000 Newなら、わが家の60Wの冷蔵庫をJackery公式サイトでシミュレーションすると43.5時間使えることになります)。
充電したままでも家電が使える「パススルー機能」があるので、冷蔵庫やデスクトップPCなど電力を遮断したくない電化製品は常時接続しておけば、万が一のときでも安心です。


次に困るのは寒さ。熊本地震が起きたのは4月でしたが、避難先の駐車場に車をとめ、一晩中エンジンをつけて毛布をかぶって寝たことを覚えています。4月でも寒かったのですから、真冬だったらと思うとゾッとします……。
電気を落としたことで、家の室温も下がってきました。子どもたちも「寒い」と言い始めたので、いつも使っている電気ストーブをポータブル電源に接続。こたつを併用しても問題なく稼働してくれました。さすがの高出力です。
停電が発生しても0.02秒以内にポータブル電源側からの給電に自動で切り替えてくれるため、給電と停電を繰り返すような状況でもつなぎっぱなしで大丈夫。子どもたちもぬくぬくと温まることができました。
長男は「えっ、停電していても電気を使えるの?」と驚いた様子。「いつも通りこたつが使えるってすごいな~」と感心していました。
こたつは2時間ほど使ったところ(強さは中)、フル充電から16%ほど減って84%に。暖房器具はやはり電気を使うというイメージですが、2時間使ってもまだまだ余裕がありますね。


USB-A、USB-Cのポートもあるので、ゲームやタブレットも同時に接続することができ、夫と防災グッズの見直しをしている間、子どもたちにはゲームをしていてもらうことに。次男は「ポータブル電源があれば、ゲームまでできるの? やった!」と大はしゃぎ。
こうした「緊急時でも普段通りに過ごせる」ことは、災害時のストレス軽減になると感じました。
また、災害時は情報を集めたり連絡を取ったりと、スマートフォンは必須アイテム。バッテリーを気にすることなく、災害時でも不安なく使えるという安心感はハンパではありません。
さらに、突然の落雷からポータブル電源や接続している機器の損傷を守る「雷サージ保護機能」も付いているので、ますます心強いですね。
ちなみにスマホとタブレットを接続し、1時間かけてフル充電まで持っていきましたが、電池残量は1%も消費しませんでした。
夜でも明るく、温かく過ごせることは不安を和らげてくれる
Jackeryによると「3人家族で1日の停電をやり過ごすための電力消費量」は1040Whなのだとか。Jackery 3000 Newは3072Whなので、ほぼ3日間過ごすことができます。わが家は4人家族ですが、2日は間違いなくもつでしょう。
夜間の照明(10W相当×1灯) 5時間(17時~22時) 50Wh
32インチ液晶テレビ 1時間 50Wh
炊飯器 1回 160Wh
冷蔵庫 1日 600Wh
スマートフォンの充電(3人分) 2回 180Wh
合計 1040Wh
※Jackery Japan調べ

わたし「熊本地震のときは、停電と断水のストレスであなたが帯状疱疹になったよね。今となっては思い出話だけど、当時は本当に大変だったね」
夫「5日間も停電が続いたから、何日も車中泊したよね。それを考えたら、ポータブル電源で複数のデバイスや家電が使えるのはすごくありがたいね。もしもまた被災しても家でいつもと変わらないように過ごせるというのは、安心感が違うよ」
夫と防災グッズをチェックしながら話をしていたら、夕方になって外は薄暗くなってきました。わが家では手回しの懐中電灯や電池式のライトを備えていましたが、ポータブル電源があれば普通の卓上ライトに接続するだけで事足ります。
大容量の「Jackery 3000 New」なら、一晩中つけていても問題なさそう。災害時、明るい照明があるだけで、どれだけ安心感をもたらしてくれたことか……!

ケトルも使えるので、防災用に備蓄していたカップラーメンを作って家族でいただきました。ホットプレートも問題なく使えるので、料理することもできそう。
熊本地震のときは、どうしても保存食やパン、缶詰などを食べることが続いたので、それもストレスになっていました。人間、温かい食べ物や飲み物をとることができるだけでホッとするものです。
自然放電で使えなくなることもない。不安な気持ちをとことん解消してくれるな~

わたしが個人的に心配だったのは、自然放電による充電の減少。家電はフル充電していても、長期間使わずに保管していると自然放電してしまって、いざというときに使えないことがよくあります。
ポータブル電源もそうなったら困ると思ったのですが、Jackeryのポータブル電源は独自技術によって自然放電を抑制しており、100%の電池残量で通常の室温(25±3℃)で保管された場合、1年間放置したとしても自然放電率はわずか5%なのだとか。どこまでも不安な気持ちを解消してくれるな~。

また、専用のアプリを使えばWi-FiとBluetoothで遠隔操作も可能。ポータブル電源と太陽光発電の電力を効率よく使える自家発電や、電気料金が安い時間帯に自動で充電できるようにスケジュール設定ができるスケジュール充電など、節電に役立つさまざまな機能が搭載されています。

最軽量とはいえ、重さは約27kgと女性一人で運ぶには大変。しかし、ポータブル電源用折りたたみキャリーカートを使えば、女性でも問題なく持ち運び可能です。
しかし、今回使ってみて感じたのは、「Jackery 3000 New」は常に自宅に置いておきたい、ローリングストックのような存在ということ。普段からスマホやPC、タブレットを充電するなど日常的に使うことで、緊急時も日常と大きく変わることなく過ごせそうだと思いました。
いわば、「Jackery 3000 New」があることで、災害と日常との垣根をなくすことができるのです。
電気が使えれば日常生活を守れることを再確認

わたしのような被災経験者でも、日常生活を送る中でその記憶は徐々に薄れていきます。でも今回ポータブル電源を使って「自宅防災訓練」したことで、改めて災害に備えることの大切さ、そして電気が使えることで日常生活を守り、安心を得ることができることを再確認できました。
子どもを、家族を守るためにもやはりポータブル電源は必須。もうすぐ熊本地震から9年となるこの春に、防災の備えをより充実したものにしていきたいと思います。
大人気モデル「Jackery ポータブル電源 1000 New」に新色が登場!

Photo:Jackery Japan
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※2024年3月までのポータブル電源1000シリーズ(1000、1000Pro、1000Plus)のグローバル販売データ、Jackery調べ
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対象製品:「Jackery ポータブル電源 3000 New」及びセット製品
対象店舗:Jackery公式サイト、Jackery公式Amazon店


