離れているからこそ、備えてほしい。60代の両親でも簡単に使えた「ちょうどいいポータブル電源」がありました

気象庁から地震発生注意の呼びかけがあり、防災について考え直すきっかけとなった2024年のお盆休み。

帰省していた私は、実家の防災グッズを両親と見直すことに。ホコリをかぶっていた防災リュックのなかから出てきたのは、手回しラジオやろうそく、ペットボトルの水など……。

全く備えていないわけではないけれど、気がかりなのは「電気」の備えがほとんど手付かずの状態だったこと。

地震や台風で、縁遠くはない「停電」。離れて暮らす両親へ、お互いの安心のために「ポータブル電源」を贈ることにしました。

必要十分な「600 Plus」で、手に届く安心を

以前にも両親に大容量のポータブル電源を勧めたことがあったのですが、重さや価格の面から「夫婦2人で使うにはちょっとハードルが高いな……」とあまり乗り気になってもらえず。

スマホは持っていてもモバイルバッテリーなどの充電機器には馴染みがなく、使い方が想像できないことも一因だったようです。

しかし停電時には最低でも、連絡手段や情報源となるスマートフォンの充電や、夜間を安心して過ごせる照明への給電は確保したい、というのが家族としての思い。

そうした背景を踏まえて今回私が選んだのは、「Jackery ポータブル電源 600 Plus サンドゴールド」です。

定格出力800W、容量632Whと、スマートフォンの充電はもちろん、扇風機や電気毛布など簡単な冷暖房機器が動かせる “過不足のないスペック” を持ち合わせた一台。新色のサンドゴールドは、インテリアとも相性が良く、リビングに置いても違和感なく馴染みます。

スマホなら約24回の充電ができ、LEDライトなら約50時間の点灯が可能で、「最低限の機能だけでいい」という両親の場合は、少しの間停電が続いたとしても備えられる十分な容量です。

それに加えて大容量モデルより価格が抑えられる点、本体重量が約7.3kgと軽い点も導入の決め手になりました。

シンプルな操作性

そうして「Jackery ポータブル電源 600 Plus サンドゴールド」を贈ったはいいものの、操作の面で不安があるという両親に、使い方をレクチャーすることに。

電源を入れるときは、液晶パネルの左側にある「POWER」ボタンを押すだけ。再度「POWER」ボタンを長押しすれば、電源がOFFになります。

AC入力ポートにコードを挿してコンセントに繋げば、自動的に充電が開始。スマホなどを充電するときと同じようにコンセントに繋げばいいだけなので、わかりやすいです。

ディスプレイ左から：充電中の電力量（INPUT）474W / 残り0.6時間で満充電、電力残量69%、使用中の電力量（OUTPUT）7W / 残り99.9時間使用可能

LEDディスプレイには、「入力電力W数」「残バッテリー%」「消費電力W数」が点灯。

給電する機器の消費電力量と電力残量から計算して、「あと何時間使えるか」の目安も表示されます。

数字で目に見えて確認できることで、「災害時も計画的に使えるね」と母も気に入った様子。

続いて、本体を「Jackery SolarSaga 100」（ソーラーパネル）につなぎ、充電してみることに。このソーラーパネルとのセット「Jackery Solar Generaor 600 Plusサンドゴールド」で購入すると、太陽光で充電できるんです。

ソーラーパネル背面のポケットに収納されているコードを出して、本体側面のDC入力ポートに接続。あとは太陽に向かってソーラーパネルを広げれば、自動的に充電が開始されます。

ACコンセント充電と同様、ボタンを押して操作する必要がないので、「充電できてなかった！」なんて失敗も起こりにくいです。

父は「ケーブルにもいろんな種類があってややこしいけど、これは一緒に収納できるからわかりやすいね」と言っていました。

さらに、ソーラーパネルにはUSB-A端子とUSB-C端子も備わっているので、ポータブル電源だけでなく、直接スマートフォンやタブレットなどを充電できるのも便利なポイントです。

“もしも”に備えて、“いつも”の生活で使おう

“防災のため” とはいえ、有事のときに慌てないよう普段から活用して慣れておくことも大切。

それに普段使いせず押し入れの奥にしまいこんでしまっては、いざというときに行方不明、なんてことになりかねません。

そこで両親にも早速、普段の暮らしで使ってもらうことにしました。

母はキッチンで、スマホの充電とサーキュレーターの運転に。

コンセントの位置関係で通路をふさいでいたサーキュレーターも、カウンターに置けるようになったことで動線を邪魔しません。

ナチュラルカラーで、ダイニングテーブルに置いても自然と馴染んでいます。母も「主張しすぎない色合いがいい感じ」と気に入っていました。

父は屋外で、車の掃除に。コンセントの位置を気にしなくていいポータブル電源があれば、DIYや園芸などの屋外作業がもっと充実しそう、と新たな活用法にも期待していました。

そして2人とも口を揃えて言っていたのが、「思っていた以上に操作がシンプルだった」ということ。

操作ボタンは「主電源ボタン」のほか、「LEDライトボタン」「DC/USB出力ボタン」「AC出力ボタン」の4つのみ。デジタル機器に精通していない両親でも、直感的に操作できたようです。

アプリでもっと便利に

さらに母が驚いていたのが、充電速度の速さ。コンセントからなら1.7時間で満充電できて、「スマホと同じくらい早く充電できた！」と感動していました。

緊急時には、アプリから「緊急充電モード」を設定すれば、最速1時間で充電することも可能です。

またスマホのバッテリーでよくあるような、操作していないのに電力が消費されてしまう「自然放電」が心配だったという母。

その点も「Jackery ポータブル電源 600 Plus サンドゴールド」なら、アプリで「超ロングスタンバイモード」に設定すれば自然放電を抑えられ、貴重な電気を無駄にしません。

また、もうひとつの「バッテリー節約モード」では、バッテリーの充電を85％までに制限して、80％を下回った場合のみ充電するように。おかげでバッテリー寿命が1.5倍に延長でき、より長く使うことができるんです。

バッテリー寿命は、毎日使っても約10年間使用できるほど長持ちしますが、気になるのはバッテリーを使い切って処分するときのこと。

自治体によってポータブル電源のゴミとしての処理方法に違いがありますが、Jackeryは使用後の製品回収サービスを行っているため安心。

また最大5年間の長期保証や故障時の修理サービスなど、アフターサービスが充実している点も、両親にとって安心に繋がったようです。

離れて暮らす家族にも、ポータブル電源で安心を

子どもや孫のことばかり優先して、自分たちのことは後回しになりがちだった両親。

今回ポータブル電源の利便性や使いやすさを実感してもらえたことで、停電への備えがグッと身近になったようです。

また今回、両親と一緒にポータブル電源を使うなかで、「電気が使えなくなると何が困るのか」を考え直すきっかけに。

真夏の暑さや真冬の寒さに耐えるのにも電気が不可欠な時代。スマホの充電ができなくなってしまうだけでも、離れて過ごす家族にとっては大きな不安になりえます。

もうすぐ敬老の日。両親や祖父母に感謝を込めて、安心を贈ってみるのはいかがでしょうか？ 家族みんなの防災に、Jackeryのポータブル電源の存在が心の支えとなってくれそうです。

必要なサイズは人それぞれ。あなたに合う一台を見つけよう

今回、2人暮らしの両親に最適なポータブル電源は「600 Plus サンドゴールド」でしたが、同じ容量でJackeryおなじみのオレンジ＆ブラックの色をした「600 Plus」もあります。だけど、家庭によっては容量が足りなかったり、大きすぎたりすることもあるはず。

Jackeryでは、利用人数や用途別に最適なサイズのポータブル電源を、全17種類にわたって展開。

1人暮らしで持ち運びやすさや価格を重視するなら「300 Plus」。3人以上の家庭で、電子レンジやエアコンなどの大型家電も動かしたい場合は、大容量の「2000 New」、などと幅広い用途から選べます。

こちらの表では、それぞれの暮らしに合ったサイズのポータブル電源をご紹介しています。あなたや家族の暮らしに合う一台も、きっと見つかるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。