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炊飯器をやめて土鍋を使うようになったのが2022年のこと。

はじめは「続かないかも……」と心配の気持ちもありましたが、簡単にそして格段に美味しいお米が炊けるので、無理なく続けられていました。

途中でガス火からIHになったり、もっと一度にたくさん炊けるようにと土鍋を変えながらも丸2年。今年で3年目ということで、念願のある土鍋を購入することにしました!

憧れだった長谷園の「かまどさん」

長谷園 「かまどさん 三合炊き」 16,500円(税込)

今回私が購入したのは、長谷園の「かまどさん」という土鍋。

長谷園は天保3年(1832年)創業の伊賀焼窯元で、伝統と革新の技術で機能的な土鍋を作り続けています。

その中でも代表作となっているのが「かまどさん」。

仕事柄、取材で素敵なお部屋に伺うことも多いのですが、かなりの確率でみなさん持っていて、なおかつ「本当に買って良かった」と口を揃えて言うので、ずっと気になっていたんです。

ただお値段もするものだから、気軽には買えない。自分の中で、土鍋をちゃんと使い続けられる確信を持てたら購入しよう!と決めていました。

火加減いらず・吹きこぼれなしで簡単に炊ける

「かまどさん」の最大の魅力は、火加減いらず・吹きこぼれなしで簡単に美味しい土鍋ごはんを炊けるということ。

ごはんの炊き方は簡単で、あらかじめ浸水させておいたお米と規定の水を入れて、あとは中強火で加熱するだけでOKです。

フタの穴から蒸気が勢いよく出てきたら火を止めて、そのまま20分ほど蒸らして完成!

加熱時間も10分ちょっとなので、合計で30分ほどあれば美味しい土鍋ごはんを楽しめちゃいます。

美味しく炊けるポイントは4つ

美味しいごはんが炊けるポイントは大きく4つあります。

まずは、吹きこぼれを防いでくれる2重フタ。ごはんを炊くときには中フタの穴を取っ手に合わせて置いて、その上から穴の位置が直角になるように上フタをセットします。

こうすることで吹きこぼれにくくなるだけでなく、ちょうど良い圧力がかかるようになるんです。

直火が当たる部分の肉厚成形遠赤外線効果の高い釉薬は、お米の芯まで熱を通してふっくらとしたごはんに。また伊賀ならではの粗土はおひつと同じような構造になっていて、ごはんがベタつかないようになっているのだそうです。

いつものごはんがグッと美味しくなるんです

実際に使い始めてから2ヶ月ほど経ちますが、お手入れも今までの土鍋と同じでなので、特に不便に感じることなく快適に使えています。

何より、炊き立てのごはんも冷凍したごはんもとっても美味しくて、それが本当に幸せ。

購入するときに悩んだのが、どの大きさにするかということ。

普段は2合で炊いていますが、3合あると具沢山の炊き込みごはんもたっぷり炊けるので、私はこの大きさにして良かったな〜と感じています。

春はたけのこ、夏はとうもろこし、秋は栗や秋刀魚に、冬は牡蠣と、季節ごとの炊き込みごはんを作るのが今から楽しみ。

食卓にあるだけで毎日の食事が幸せになる、高いけど思い切って買って良かったアイテムでした。

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