自分らしく生活できる、居心地の良い部屋づくり。そんな空間に大切なのは、お気に入りの家具やインテリア、香りなど、さまざまな要素があります。
「音」もそのひとつ。朝の目覚めのとき、仕事で集中したいとき、夜のリラックスタイムなど、“いい音”は部屋で過ごす時間を豊かなものにしてくれます。そこで活躍するのが、Bluetoothスピーカーです。

写真左上から時計回り:「Emberton III」(Black&Brass)/「Emberton III」(Cream)/「Willen II」(Black&Brass)/「Willen II」(Cream)
ROOMIEが今おすすめしたいのは、Marshall(マーシャル)の「Emberton III(エンバートン スリー)」と「Willen II(ウィレン ツー)」。
“家に置きたくなるスピーカー”として人気の高いこの2モデルを、今回4名の編集部員が実際に体験。その魅力を探ってみました。
どんなインテリアにも馴染むから、置き場所問わずどこでも活躍!
Marshallは、世界中のミュージシャンから愛用されてきたギターアンプを手がけるイギリスのブランドです。
「Emberton III」は、そんなMarshallのギターアンプをまるでミニチュアにしたかのよう。ブランドの“らしさ”をギュッと凝縮した印象的なデザインで、ひときわ目を引きます。

Marshall「Emberton III」28,980円(税込)
重厚感あるブラックのベースカラーに、Marshallのロゴ&ボタンの上品なゴールドがアクセントになっていて、高級感があります。部屋に置いておくだけで空間が引き締まるような、そんなデザインにぐっときました(小池田)
編集部員の小池田も、そのデザインに惹かれたよう。そのうえ、コンパクトで手軽に持ち運べるから、部屋中どこででも活躍します。
空間を音楽で包み込む360°サウンドで、どこに置いてもリッチでパワフルなMarshallシグネチャーサウンドを楽しめるのも魅力。
部屋のどこにいても立体的に音が聴こえて、リラックスタイムがもっとリッチな時間になりました。低音も心地よく、普段聴かないような音楽もあえて選びたくなってしまいますね(小池田)
リラックスタイムといえば、お風呂の時間にも「Emberton III」は活躍。IP67という高い防水防塵性能が備わっていて、キッチンやお風呂場などの水回り、もちろん屋外にだって持っていけちゃうんです。

お風呂で使えるのもテンションが上がります。湯船に浸かってリラックスする時間に、上質なスピーカーで好きな音楽やラジオを楽しめるなんて夢のよう! 外にも気軽に持ち出せるので、ベランダでチルタイムを過ごしたり、休日は公園に連れていったりするのも、気持ちよさそうですね(小池田)
スピーカーの外側はシリコン製、網目になっているグリル部分は堅牢な金属製になっていて、耐久性もしっかり。これなら安心して使えますね。
「Emberton III」は操作もかんたん。「機能がありすぎると使いこなせないことが多い」という小池田にとっては、そこも好きなポイントだったそう。

電源のオンオフやペアリングのときに流れる通知音は、ギターの音でわかりやすく、天面のボタンで曲のスキップや音量調整もできるため、直感的に使えます。
もうひとつ、感動したというのが、新たに搭載されたマイクの性能。
マイク内蔵で、ハンズフリー通話ができるのが便利でした。想像していた以上に音声がクリア! これならわざわざスマホを取り出す必要はもうないかも。いちいち仕事や家事の手を止めなくていいのもありがたいですね(小池田)
予想外にパワフルで、音楽の魅力を引き出すサウンドに感動

Marshallのアイテムというと、先に紹介した“Black&Brass”の印象が強いかもしれませんが、実はCreamも人気。続いて感想を聞いた、ピアニストとしても活躍する編集部員の門岡も「箱を開けた瞬間、かわいい!と声に出してしまいました」と、ひと目で気に入った様子です。
Marshallのアンプは音楽スタジオでもよく目にするのですが、まさかこんなに小さなMarshallを手にする日が来るなんて。このミニチュア感、たまりません……! 柔らかい色味ながら、Marshall特有のスタイリッシュさもあって、どこの部屋に置いても、かわいい&かっこいい!(門岡)
一方で、その“ミニチュア感”から「サウンドは迫力に欠けるのかも?」と思っていたそうですが……

予想は大外れ。非常にパワフルなボリューム感に驚きました! 「Emberton III」の低音は、無理に強調しているのではなく、透明感がありながらも芯のあるベースラインがスッと耳に入ってくるんですよね。
ベースの存在感があるからこそ、中高音域のディテールもより繊細に感じられて、楽曲が持つ本来の魅力を存分に堪能できたように思います。ポータブルスピーカーでありながら、このクオリティ。正直、すごい!(門岡)
と、大絶賛! このパワフルな低音の再生力は、「Emberton III」が従来モデルからパワーアップした大事なポイントのひとつ。
さらに、音量に合わせて周波数を最適化してくれる「ダイナミックラウドネス機能」が、とても便利に感じたといいます。
この機能のおかげで、小さな音でも楽曲本来の魅力を存分に味わえるんです。賃貸の物件では、近隣への影響を考えて「部屋で音楽を流しづらい」と感じる方も多いと思いますが、そんな方にも「Emberton III」はピッタリ。生活に寄り添ってくれる、そんな音質が本当に魅力的で、一番感動しました(門岡)

「Emberton III」は一切妥協のない音質を持ちながらも、片手で持ち運べて小回りの利くサイズ感に、インテリアに馴染むデザイン、そして最大約32時間もの長時間再生や、防水や通話など機能性も充実。
これだけ魅力的ながら、税込28,980円でゲットできるんです。初めて買う方には高く感じるかもしれませんが、この性能でこの価格、コスパ最強なのでは?(門岡)
コンパクトサイズってこんなに最高なのか…!
「Willen II」は、Marshallのスピーカーラインナップのなかで最も小さいモデル。

Marshall「Willen II」18,990円(税込)
ひと目でMarshallだとわかる、ブランドらしさ全開のデザインながらも、手のひらに収まってしまうほどのコンパクトさが最大の特徴です。
今回、ポータブルスピーカーを初めて使ったという編集部員の野中は、このサイズ感が「最高だった」と語ります。
仕事中にBGMを流すときはもちろん、どんな家事をするときにもそばに置いておけるのがよかったです。
このBlack&Brassのカラーは大人っぽくて、部屋のどこに置いてもサマになりますね。表面にレザー調の加工が施されていて傷が目立ちづらいことも、持ち運びしやすい小型サイズだからこそ、よりありがたみを感じました(野中)
従来モデル「Willen」は、そのサイズ感が人気だった一方で、もう少し低音が欲しいという声もあったそう。そこで「Willen II」では、小さくても迫力あるサウンドを体感できるよう、大きく強化されています。

率直に思ったのが、低音がすばらしい。まさかこのコンパクトなボディから繰り出されているなんて驚き……! 僕は邦ロックを聴くことが多いのですが、楽器とボーカルの両方がここまで楽しめる音作りがされているとは。Marshall、さすがです(野中)
「Willen II」ではバッテリーも強化。最大約17時間もの長時間使用が可能になっています。在宅ワークがメインで、仕事中はBGMをずっと流しっぱなしにしているという野中は、このバッテリー性能がとくに気に入ったんだそう。

背面の固定用ストラップのおかげで、吊るして使うことも可能
仕事中はYouTubeで有名な「Lo-Fi Girl」を、ずーっとかけっぱなしにしているのですが、そんな使い方をしていても、3日ほど持ちました。コンパクトでどこでも使えるからこそ、結果的にずっとスマホと接続しっぱなしになる。だからこそ、バッテリーを気にせず使えるというのは、結構重要だと思います(野中)
かわいいに尽きる!ガジェットが得意じゃなくても、手軽に使えました
「Willen II」もカラーは2色展開。Creamの優しい色合いは、手のひらサイズの「Willen II」のかわいらしさがより際立ちますね。

編集部員の松崎も、「とにかくかわいいに尽きる!」とそのデザインを絶賛。
我が家は派手めのインテリアが多いのですが、このCreamの色味は、どこに置いても本当に馴染んでくれます。ボタンの存在感が控えめで、ガジェット感があまりないのもいい。インテリア好きにはたまらないデザインだと思います。
基本的にはダイニングで使っていましたが、キッチンでの利用率も高かったです。スピーカーの音量を上げたくなったときも、防水性があるおかげで、手についた水を気にしなくていいのは助かりました。いちいち手を拭く必要がないのって地味にありがたい……(松崎)

「Willen II」も防水防塵性能はバッチリ。水深1メートルの水中に最大30分間沈めても問題がないというIP67の性能で、水回りでも、不安感なく音楽やポッドキャストなどを楽しめます。
また、ぐっとパワーアップした音質は、オンライン会議でも大活躍!
特に低い声が聞き取りやすくなったように思います。頭より高い位置に置くと、より全体がバランスよく聞こえて、目線より低い位置に置くと、バランスの良さはそのままに、普段は聞こえにくかった低音を感じやすくなりました。ペアリングもすぐできましたし、遅延もなく、ストレスフリーに使えました(松崎)

本体にあるボタンでの操作はもちろん、専用アプリ「Marshall Bluetooth」にも対応。これは「Willen II」だけじゃなく、先に紹介した「Emberton III」も同じで、スマホからスピーカーを操作することができます。
操作性、かなりいいです! 私はあまりガジェットに詳しくなくて、いろんな設定があるとちょっと面倒になっちゃうのですが、「Willen II」は直感的に操作できて、新しいガジェットを使うハードルを感じませんでした。
スマホアプリも、項目がそんなに多くないので、ちょっと聴こえ方を変えてみたり、手軽に試しやすかったです(松崎)
いい音といいデザインが、もっと毎日を楽しく快適にしてくれる


手軽にいい音が楽しめて、インテリアのアクセントにもなる「Emberton III」と「Willen II」。
デザインはもちろん、見た目以上にリッチでパワフルなMarshallシグネチャーサウンドの力で、4人それぞれの暮らしにも自然と馴染んでくれました。
しかも、この2モデルはBluetoothの次世代音声規格である「Bluetooth LE Audio」への対応も準備中。これから先、Bluetooth LE Audio対応のデバイスが増えていけば、もっと便利に使うことができるでしょう。
Marshallのスピーカーなら、使うときも使っていないときも、一緒に暮らす日々を豊かなものにしてくれるはず。ぜひ一度、手に取ってみてください。


