時代に左右されないモダンなインテリアに囲まれた暮らし。スタイリッシュで憧れるけれど、どうすれば統一感を出せるのでしょうか。
そんな疑問に対し「配色と素材選びにこだわることがとても大切」と答えてくれたのが、モノトーンをベースにしたモダンスタイルのインテリアで統一した住まいに暮らす、編集者・ライターのはなむらあやさん。
シンプルであるがゆえに奥深いモダンスタイル。その達人であるはなむらさんに、構築のコツや取り入れているインテリアやオーディオについて伺いました。
モノトーンの部屋に少しの遊び心をプラス
整理収納アドバイザーとしても活躍するはなむらさんは、夫婦で設計した一軒家に暮らしています。太陽の光がきれいに入るリビングはもちろん、部屋全体のトーンが統一されてすっきりとした印象。
はなむらさんにまず伺うのは、インテリア選びについて。

白と黒を基調にしたキッチンと、クリア素材のチェアと金属のテーブルで構成されたダイニング。
配色と素材選びにはこだわっています。グレーや黒、ホワイトなどを基調にしたモダンなスタイルではあるんですが、それだけにならないように遊び心を入れたいとも思っていますね。
配色が近くても素材感がバラバラだと統一感は出しづらいので、この2点には特に気を配っています
はなむらさんのモノ選びのこだわりは、インテリアのみにとどまりません。

家電やオーディオなど、家の中に入れるモノについては、購入する前に選択肢を探してから検討するようにしています。インターネットで検索するのはもちろん、実際に見に行ったり、その後も夫婦で話し合ったり、導入までに時間をかけているほうだと思います
選択肢をつくり、夫婦で相談し、購入する。そうした過程を経て、数あるオーディオの中から選ばれたのがHarman KardonのBluetoothスピーカー「Aura Studio 3」です。

ドーム部分のクリアな材質がダイニングチェアともリンクしています。
最初に夫から提案されたときはデザインに驚きました。本当にスピーカーなの……?って。でも実際に使ってみたら、音の広がりが素晴らしくて、すぐにお気に入りになっちゃいました。
音楽のビートに合わせて、中央のライトの演出が変化するんです。とても美しくて、見ているだけでも癒されますよ
Harman Kardonは、豊かなサウンドとインテリアとの親和性を両立させたオーディオアイテムを作り続けている老舗ブランド。欧州の名だたるカーブランドのサウンドシステムにも採用される確かな実績を持ちます。

モノトーン配色で揃えられた空間との相性抜群なHarman Kardonのスピーカー。クリア素材の遊び心も相まって、インテリアのよきアクセントとして効果的な働きをしていました。
音にこだわり、映画やミュージックビデオの楽しさを最大化する
すでにHarman Kardonの魅力を知るはなむらさんに今回試してもらうのが、臨場感のある立体音響システムを搭載した新型サウンドバー「Enchant 1100」です。

普段から洋画や韓国ドラマなど、幅広い映像作品の鑑賞を楽しんでいるというはなむらさん。これまでも別のサウンドバーを使用していたことがあるそうですが、「Enchant 1100」を試してみて驚いたのは、クリアなサウンドと、包み込まれるような臨場感でした。
部屋のどこにいても音がリアルに聞こえるんです。BGMがわりに好きなアーティストのミュージックビデオやライブ映像を流しておくのですが、料理や作業をしているときは画面に背を向けていることも多いんですよね。その状態でもライブ会場の中心にいるみたいに感じられました!

画像提供:ハーマンインターナショナル
いつも通りに部屋で過ごしながら特別な音響体験ができるのは、内部に11基ものスピーカーを搭載し、最新の3Dサラウンドシステムにも対応した「Enchant 1100」だからこそ。

映画館でも採用される没入型サウンド技術である「Dolby Atmos®」と「DTS:X」に対応。加えて、壁と天井に音を反射させる独自の「MultiBeam」技術によって、左右・後方からも音が聴こえてくるリアルサラウンドを実現しました。これにより、部屋のどこにいても映像への深い没入感を得られます。
そして、本体そのものの佇まいも、まるではなむら邸に合わせて作ったかのようにピッタリなのに驚きました。

リビングに置いてあるソファと「Enchant 1100」のファブリックの雰囲気が似ていますよね。偶然ですが、インテリアとサウンドバーがリンクしているようで嬉しいです。
大きなサブウーファーを置かなくても迫力のあるサウンドを楽しめるので、部屋に圧迫感が生まれないのもいいですよね

無駄のないミニマルなフォルムでありながらどこか温かみを感じるのは、リサイクル素材が使われたファブリックのおかげ。縦糸と横糸の色を変えているため、見る角度によっても印象が変わって、美しいインテリアのように部屋に溶け込みます。
小さなボディに込められた幾多の技術。「ONYX STUDIO 9」の実力に驚き

場所を移して、地下に設けられた仕事部屋へ。ここには作業用の器材だけでなく、多くの書籍や趣味のアイテムがずらりと並びます。
ここでは、新型のBluetoothスピーカー「Onyx Studio 9」をはなむらさんに試していただきました。

薄型でころんとしたシルエットが特徴的な「Onyx Studio 9」。ブックシェルフの一角に置けば、元からそこにあったかのように溶け込みます。正面に操作パネルなどがないため、極めてスマート。
実際に音楽をかけてみると、はなむらさんと取材スタッフから「わっ」と歓声があがりました。

コンパクトなボディからは考えられないくらいパワフルで、部屋全体に音が広がりますね! スピーカーの正面にいなくても、なぜか音に包み込まれているように感じます
聴く人を包み込むように鳴る音の秘密は、新たに開発された音響技術「コンスタント・サウンドフィールド」によるもの。左右にセンターチャンネルを加えた3基のスピーカーが部屋全体へと音を放射し、エネルギー感あふれる音響を実現しています。

スピーカーの電源をONにするだけで、内蔵のマイクが部屋の特性を認識し、自動で調整。スピーカーを置く場所を変えても、即時に高いパフォーマンスを発揮します。

ブランド独自の操作アプリ「Harman Kardon ONE」のインターフェースもミニマルで操作性が明快。インストールしてからBluetoothで繋げるだけで音質設定や音楽再生が可能です。
アプリでサウンドバーとスピーカーを一元管理できるんですよね。家電のリモコンって置き場に困る人も多いと思うので、増やさなくて良いのはとても嬉しいです
コンパクトなルックスとミニマルなデザインからは想像もできない豊かな音響体験に大満足。最大8時間再生可能な充電式バッテリーのおかげで設置場所を自由に選べるため、いろいろな楽しみ方ができそうです。

スピーカー背面には、スピーカーのデザインを邪魔しないハンドルが隠されていました。持ち運んだ先でも、自動チューニングされた極上のサウンドを楽しめることでしょう。

ちなみに、「Onyx Studio 9」はクラシックブラックとライトグレーの2色展開。住まいのインテリアに合わせた選択が可能です。
音響はもちろん、デザインや使い勝手に込められた想いに信頼が集まる
もともとHarman Kardonのスピーカーで音楽を楽しんでいたはなむらさん。今回「Enchant 1100」と「Onyx Studio 9」の両方を試したことで、ブランドへの信頼はより深まったそう。

モノを選ぶときは必ず夫婦で吟味するとお話ししましたが、その理由のひとつには、気に入ったモノを長く使いたいという気持ちがあるんです。
今回、Harman Kardonの製品には多くのリサイクル素材が使われていると聞いて、音響やデザインの良さだけでなく、ブランドの姿勢にも共感できると感じました
Harman Kardonがたくさんの人々に長く愛され続けているのは、妥協を許さず、環境にも配慮したモノづくりへの真摯な姿勢があるからこそ。

「モノへのこだわりを夫婦で大事にしたい」と語るはなむらさんに選ばれたのも、それぞれの確たる想いが結びつけた縁なのかもしれません。
きっとこれからも、サウンドバーやスピーカーから響く上質な音が、こだわりのインテリアのある空間を、より豊かに総仕上げしてくれるはずです。
Photographed by Kenya Chiba



